喜怒哀楽

という感情を表す言葉。

喜=喜び

怒=怒り

哀=かなしみ

楽=楽しい

怒り、かなしみ、楽しいはすぐにイメージできるけど、

喜び

ってどんな感情?なのか?

よく使われているけど、すぐには思い浮かばない。

楽しみと喜びは、どう違うのか?

怒り、かなしみとは違うことはすぐにわかる。

そこで、我が家で毎年育てているプランターのキュウリを例にあげて考えてみた。

キュウリの苗を植えて、実がなるかなーと思うのは、「楽しみ」

実がついて、

「今日はこれでサラダを作ぞー!」

これも「楽しみ」

晩酌が「楽しみ」

明日も実がなるかなー?とワクワクするのも「楽しみ」

これと比べて、

キュウリの苗を子供と一緒に植えて

水をあげながら

成長を見守り

実がついたのを一緒に収穫し

野菜を食べられるまでの過程を共有して

農家の方の有り難みを感じ

感謝することの大切さを伝えて

自宅前でできたキュウリを食べる

これは「喜び」

また、

子供が自宅前でキュウリを育てたのをきっかけに、野菜を食べることにチャレンジしたり

ご飯を残さずに食べるようになったこと

これも「喜び」

「楽しみ」は、

その時は嬉しいけど

すぐになくなってしまう

足りなくなって、欲しくなる

自分ひとりで感じられる

かたや、

「喜び」は、

子供と一緒に生み出す

余韻に浸れる

忘れにくいエピソードになる

ストーリー性がある

こう考えたら

「楽しみ」と「喜び」は、全く違うもの。

小さい頃に心から喜べた

「弟のお世話をして母親にほめられておこづかいをもらったこと」

学生時代に心から喜べた

「クラブでチームの皆でチャレンジして、成長を感じた試合」

今でもすぐにその時の感情を思い出せる♪

小さい頃に楽しかったこと

学生時代に楽しかったこと

思い出せるけど、忘れてるものもたくさんあるはず

心が震えたり

感動したり

涙が出たり

自分がどんなことに心から喜べるのか?

普段あんまり考えることはないけど、それを考えることこそが

自分に向き合うことのような気がするし、何より

「喜びの感情に気づくきっかけ」となる

こればかりは、人からは教えてもらえない

自分が感動したり、喜べたりするポイントは、自分にしかわからないことから

そこでヒントになるのが

「感謝」で、このエッセンスを加えることにより、少し踏み込んで考えることができるようになる

嬉しい、楽しいことのどこに「感謝」できるポイントがあるのか?

キュウリの例では、農家の方の有り難みや大変さを知って、感じて感謝することで、

喜びがみつかるかもしれない

よく見てみると、身の回りに「自分が喜べる」ことってたくさんありそう。

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